保管場所標章(車庫証明シール)は、車庫証明を取得した自動車に表示するシールのことです。1990年、駐車環境の深刻な悪化を背景に創設されましたが、保管場所情報に関するデータベースの整備が進み、警察は標章を確認しなくても、車両の保管場所をすぐ把握できるようになり、必ずしもシールは必須ではなくなりました。
2025年4月から保管場所標章は廃止され、車庫証明を取得したとしても、これまでのように車体にシールを貼る必要はなくなります。
ただし、車庫証明制度自体は残るので注意が必要です。自動車の所有者は、引き続き車庫を確保し、警察署に保管場所証明書の交付を申請する必要があります。これに伴い、交付手数料550円も廃止になります。

保管場所標章(ステッカー)廃止
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